IPOの初値予想ツール

初値予想ツール
吸収金額(億円)
公募価格(円)
評価(S~D)

初値予想ツールの使用方法

初値予想ツールの使い方と計算方法について説明しておきたいと思います。
「上場予定」の表で吸収金額順に表示してみて分かるように、初値の形成に吸収金額(公募価格×株数)がもっとも大きな要因となっています。これは、小さな容器はすぐに水がいっぱいになってしまうという例えで容易に説明できます。それで、吸収金額の近いIPOのデータを基にして初値をある程度予測することができます。

初値の損益の予測の計算方法データとして2014年以降の最新のデータを用いています。現在まで200件以上のデータがありますが、これはIPOが上場するたびに追加されて行き、リアルタイムに計算に反映されます。

吸収金額によりデータが集中するところ(5~20億で約50%を占める)や、データがあまり無いところ(200億以上で20%以下)がありますので、計算に使うデータの範囲を吸収規模ごとに大雑把に定めていますが、それでも十分に使い物になるようです。

計算に際して、吸収金額と公募価格と評価(SからD)を指定してください。吸収金額を元にしてデータを数十件ほど検索し、その平均値を計算します。平均値といいましてもみな公募価格が異なるのでそれを考慮に入れで計算します。

そして、評価がBのときに、データの平均値を表示するようにしました。他の評価のときには、平均を元に計算しています。それで、そのときの市場の状況やそのIPOの人気、成長性を考慮して評価を設定します。という訳で、この評価は多くの場合に使われているような総合評価ではないことに注意してください。総合評価で言うなら、吸収金額が小さければそれだけでIPOとして高く評価できるのですが、それはデータ(平均値など)にすでに反映されているのです。評価が定まらないときには、「A~C」といった指定の仕方もできます。

指定した公募価格については、価格が2倍であれば損益の予想は2倍になります。損益は公募価格に比例していると考えることができます。

【使用例】
(1)まず、評価S~Dで初値の範囲を確認します。この時、初値予想の結果は次のことを意味しています。

 利用したデータの平均値(初値予想の下限 ~ 上限)

(2)ついで、経済情勢や該当のIPOの人気や成長性を考慮して評価を選択し、初値予想を絞っていきます。

(3)過去の評価も参考になります。スケジュール表で黒で表示された評価は結果としての評価に修正してあります。また、初値予想ツールで、過去のIPOの吸収金額と公募価格を入力してどの評価が適切だったかを試してみることもできます。こうして、経験を積むにつれてより正確な評価ができるようになるかもしれません。
なお、緑の評価は、当サイトの予想になります。これは総合評価ではなく、初値予想ツールを使う場合の評価となります。

吸収金額による損益グラフ

初値予想ツールを使って吸収金額による損益を計算し、それをグラフに表してみましょう。用いたデータは、2014年1月~2016年11月までのものです。公募金額が1,000円の場合に、吸収金額ごとに損益の最大値と最小値、そして平均値をグラフに表してみました。これによって、公募割れの有無、初値上昇率などが、吸収金額にどのように依存しているかを把握できます。
吸収金額による損益グラフ




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