IPOの予備知識

特別気配

2016/07/04

IPOの場合、初値が付くまで「特別気配」となる場合が普通です。この場合、3分間隔で値段が更新されていき、売りと買いのバランスが取れて初値が付くまで特別気配が続きます。特別気配のときの更新値幅は、公募価格により決まっており、下記の通りです。

《特別気配の更新値幅》
200円未満  5円
500円未満  8円
700円未満  10円
1,000円未満  15円
1,500円未満  30円
2,000円未満  40円
3,000円未満  50円
5,000円未満  70円
7,000円未満  100円

また、更新時間と更新値幅が「マーケットニュース」などに示される場合もあります。これは、(株)農業総合研究所の場合です。⇒ (株)農業総合研究所
農業総合研究所は公募価格が1050円、更新値幅53円、更新時間は買い気配で10分、売り気配で3分です。この場合、更新の金額は53円です(10万円の場合は5300円になります)。それで、買い気配の場合は、公募価格から始まって、10分ごとに53円ずつ値上がりして行きます。1時間続けば318円(3.18万円)、2時間30分(前場は9:00~11:30。後場は12:30~3:00。)で値付かなければ、795円(7何95千円)の上昇ということになります。その日に初値が付かなければ、1590円(15.9万円)の上昇になります。実際には、後場の開始直後に初値が付き、820円(8.2万円)の上昇となりました。

開始の30分前(8時30分)から板を見ると、買いと売りの申し込みの状況を見ることができます。これで、大体の予想ができますが、試しで入れる注文やまだ迷っている人もいるでしょうから、この時点ではまだ確定した数字ではないことは言うまでもありません。

 

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